まいどです。

 

シナンジュが好きです。

今までHG3体、MG3体、RG1体を作ってきました。

そんなにたくさん作ってて飽きないのかとか聞かれることがあります。

好きな機体のキットは何度作っても飽きません。

今お店に展示しているRGは素組みだったのであれですが、他のやつに関しては自分の腕が徐々に上がっているのがわかって楽しいですねー。

色んなキットを作るのはとても楽しいですが、そういう楽しみ方もあるのです。

 

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こいつです。

で、ですね。

せっかく見た目の素晴らしいRGが発売されたというのに、とりあえず素組みしただけでこんなにすごいのができるんだよ!ってことを伝えたくて、何も手を入れていない状態で展示していたんですね。

 

でもほら。

やっぱり塗装にこだわってやってみたいじゃないですが。

いくらグロスインジェクションが美しいといっても、あくまでプラスチックの表面です。

本気で塗装にこだわった質感には敵いません。多分。

なのでこいつは塗装で光沢感を出していきたいと思います。

素組みのレビューなんかは探せばいくらでも出てくるのでここでは割愛します。

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こんな感じの色にしてあげようかと考えています。

単純に光沢塗装をしたとか、メタリック塗装をしただけだと、素組みの状態とさほど変わらないのではないかと思います。

まぁそれだけキットそのものの出来が良いということなのですが、しっかり手を入れればかなり変わるんだということが伝わればなと思います。

 

この写真はテスト用に塗装したものです。

これはテスト用なので極端に色の差を出していますが、自然な奥行感を表現できる程度にメタリックカラーでグラデーションをかけてやろうかと思っています。

シナンジュは曲面構成が複雑なので、こういったグラデーションが効果を発揮するはずです。

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確かにキットのままでも光沢感は素晴らしいです。

ただ、このキットの難点として、全てのパーツがアンダーゲートになっているわけではないということや、アンダーゲートにはなっているものの極太で、プラの硬さも相まって白化させずに処理することが難しいといった部分もあります。

見える位置に豪快に太い普通のゲートが配置されているところもあるので、素組みで綺麗に仕上げるのにもかなり神経を使うような構成になっています。

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光沢感もやはり塗装で光沢を出したものと比べるとチープな印象は否めません。

よく見ると表面にごく細かい傷が残っていたり、実は完全な鏡面ではないということがわかりました。

 

 

 

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光を反射させてみるとぼやーっと光っているのがわかります。

写真でどこまで伝わるかはわかりませんが、塗装するとどこまで変わるのかを見ていただければと思います。

 

 

 

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あとはまぁこういったものも使ってみようかなと思っています。

別売りのガンダムデカール、GHシナンジュ用です。

光沢塗装したものにコーションマークを貼りまくると確実にうっとうしくなるので、白のラインやネオジオンの紋章とか10Sのマークとか、そのあたりのものをピンポイントで使っていこうかと思います。

 

で、ここからが今回の本題ですね。

表面処理をやっていきます。

表面処理はゲート処理、パーティングライン処理、ヒケの処理、そしてそれによって生じたやすり傷の処理などを指します。

ゲート処理についてはとりあえずペーパーかけてカットした部分を平らにするだけですので今回は割愛。

パーティングラインの処理から説明していきます。

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こういう線が入っているパーツがあります。

これは成型時の金型の分割線なので、実際のシナンジュのデザインには無い線です。

プラスチックの成型上どうしても出てしまう線ではあるのですが、設定にない線は消してあげた方がいいでしょう。

最近のキットではほとんどパーティングラインがわからないようになっていたり、デザイン上不自然にならないような位置に入っていたりするので、そこまで神経質に全部消していかなくても目立つ部分だけ処理できればいいでしょう。

今回は高級感あふれる仕上がりを目指すので、気づいた部分は全て処理していきます。

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素組みで仕上げる場合には何もすることができないのですが、塗装前提なら容赦なく手を入れることができます。

まぁやることといえばペーパーをかけて平らにするだけです。

今回は光沢塗装なので800番で研磨しています。

つや消しや半光沢ぐらいの仕上げであれば400番とか600番で手早く仕上げるのですが、深い傷をつけると今度はそれを消すのが大変になるので800番で丁寧に処理していきます。

せっかくの光沢が完全に消えていますが大丈夫です。塗装で光沢は復活します。

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その後細かい番手のスポンジヤスリでパーツ全体を研磨した状態がこちら。

今回は3MのスポンジヤスリのULTRAFINEの後にMICROFINEを使用しています。

 

 

 

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ペーパーの番手でいうとMICROFINEは1200~1500番くらいです。

ペーパーで作業してもいいのですが、スポンジヤスリは曲面になじみやすいので、繊細なラインを崩さずに研磨できます。

 

 

dscn4432素組みした時にはヒケは全く分からなかったので驚きましたが、ヒケが無いわけではないようです。

実際に800番で研磨していくとペーパーが当たらずにパーツの元々の色が残っている部分があります。

 

 

dscn4433これは裏にこういったリブが付いているために出たへこみです。

金型に熱して溶けたプラスチックを流し込んでランナーを製造するわけですが、冷えて固まるときに分厚い部分は収縮比の関係で他の部分より凹んでしまうということらしいです。

 

 

dscn4434余りにも大きいへこみはパテで埋めてから削る必要はあるのですが、この程度なら平らになるまで削るだけでおっけーです。

粗い番手で削ると後々大変なので、ここでも800番で。

その後、MICROFINEまで磨きあげます。

 

こんなので本当に光沢が出るのかと疑っているあなた。

では実際に見てもらいましょう。

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下地となる光沢の黒を塗装した状態です。

実際のところ、細かい番手で傷の処理ができているならば、光沢が出るか出ないかは塗り方次第なのです。

いくら研磨処理を抜かりなく行っても、光沢にするための塗装のやり方というものを理解していなければ狙って光沢を出すのは難しいでしょう。

 

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ヤスリをかけ始める前より光がくっきりしているような気がします。

これは赤より黒の方が光を反射しやすいからというのもあるのですが、まぁ下地としてはこのぐらいツヤが出ていれば問題ないでしょう。

 

 

実際にどんな風に塗っていくかは全パーツの表面処理が終わってからになるのでかなり先の話にはなります。

Likoさんと並行してなのでしばらく投稿には上がってこないとは思います。

 

いつ終わるかわからない作業なので思い出した頃に更新されてるぐらいの感じでお待ちください。

 

ではまた。

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