まいどです。

 

とりあえず前回はランナーごとパーツを洗浄し、乾燥時間をとりました。

今日は実際にスプレーを使用していきましょう。

すすいだ時の水分が完全に乾いているかよく確認してから塗装に入りましょう。。

DSCN3730これは前回の投稿にも載せた写真ですが、裏側のダボ穴が表面から見えている状態になっています。

これはゴールド成型のプラが光を透過しやすいから見えてしまっているのか、それとも本当に表面がへこんでいるのかの判断がつきません。

通常のプラスチックでも、成型時に厚みのある部分ほど収縮しているので、ダボ穴の部分やリブの部分なんかがへこんでしまっているというのはよくあることです。これが透けなのかへこみ(いわゆるヒケ)なのかを見分ける必要があります。

DSCN3765

今回使用するのはこいつら。

まず、光の透けを防止し、表面の状態を確認するためにサーフェイサーを吹きます。

ここでは上にゴールドを吹くので、メタリックと相性のいいブラックサーフェイサーを使用します。

サーフェイサーの効果はいくつかありますが、今回期待する効果は「光の透け防止」「表面状態の」確認です。ライトにかざすとはっきりわかるくらい透けているので、まずそれを防ぎます。そして、サーフェイサーを吹くことによって表面の傷や段差がはっきりわかるようになります。これで表面がへこんでいるのかそうでないかの判断をしましょう。

(後で写真が出てくるのでわかりますが、これは表面は全くへこんでいなくて、完全に裏側が透けているだけなのでサーフェイサーは使用せずにゴールドのスプレーだけでもおっけーです。メタリック塗料は透け防止の効果も強いので、お財布が気になる場合はサーフェイサーなしでやっちゃいましょう。)

DSCN3784まずは缶スプレーの使い方を覚えましょう。

いくつかの基本的なルールさえ守れば缶スプレーはこわくないです。

まずは吹き始めと吹き終わりにはつぶつぶっとした飛沫が飛ぶので、それらがパーツに付かないようにパーツの外側から吹き始めます。

 

DSCN3785で、右に抜きながらパーツの外側で吹き終わります。

さーっとかける感じで。

一気に塗りつぶさずに、数回重ねて全体がまんべんなく黒になればいいです。1回で塗りつぶそうと集中してぶしゅーってやってると垂れちゃったりして大変です。必ず何回も重ねるようにしてやりましょう。

 

DSCN3786

とりあえずうっすらうっすらを心がけましょう。

ある程度全体に色が付いてからはしっかり吹いても大丈夫です。

 

 

 

 

DSCN3787

最後には全体がしっとり濡れているような状態にするように吹いていきましょう。

 

 

 

 

 

DSCN3769

まずは全体にざっと吹きます。

この時点ではまだ所々パーツの色が見えています。

ある程度乾いてから重ね吹きします。

何回も重ねて黒にするということを心がけてやりましょう。

 

 

DSCN3770

このキットは机の上に置いてもパーツが机に触れないようになっています。

ランナーごと塗装する人のために作られたキットであるかのようです。

とりあえず少し乾かして吹き重ねましょう。

 

 

DSCN3771

裏側を塗装するのも忘れずに。

せっかく塗装したのに裏側がもとのパーツ色ってのはかっこわるいです。

組み立てた後に案外ちらっと見えてしまうものです。

 

 

 

DSCN3775

このように全体が黒くなればおっけーです。

これは吹いた直後なので部分的に湿ったような感じが残っていますね。

これが乾燥すると表面がつや消しになって、表面状態を確認しやすいようになります。

 

 

DSCN3782乾燥したので表面の状態がわかりやすくなりました。

どうやら表面がへこんでいたわけではないようです。へこんでいた場合にはヤスリで削ってあげたりしないと平らにすることができないので、慣れていない人にはつらい作業です。

もし仮にへこみがあったとしても今回は処理の仕方はおそらく紹介していなかったと思います。

とはいえ、これで安心して次のゴールドを塗装できます。

 

DSCN3788ゴールドを塗装する際にも1回で色を出そうとするのではなく、何回か重ねて目標のゴールドになるように吹き重ねます。

まずは1回目うっすら吹き付けるとこんな感じです。

この後何層か重ねてこの色にもっていきましょう。

 

 

DSCN3789

何回も重ねてこのようにしっかりゴールドになれば上出来です。

最後に吹くときはしっかり吹き付けて、表面が濡れたような状態を作ってあげることがコツです。

 

 

 

ゴールド塗装が完了しました。

このように全体が均一に塗装されていればおっけーです。

とてもいい感じの金色になりました。

MGver.2の百式はメッキというより金塗装といった感じだったので、それに近いような感じがします。

 

DSCN3808

メタリック塗装の場合、表面がへこんだままにしておくととても目立ってしまうことがありますが、このキットではほとんどへこみがわからなかったので、今回のように処理せずにそのまま塗装で問題無いようです。

とりあえずスプレーの塗料が完全に乾燥するまでじっくり待ちましょう。少なくとも2~3日程度は乾燥時間を置いた方がいいでしょう。待つことができる心の余裕がプラモデル作りには一番大事です。はやる気持ちをぐっとこらえて待ちましょう。

 

さて、意外と簡単だということが伝わっていればいいのですが、いかがでしょう。

缶スプレーの一番の使いどころは、「大面積を、一気に、ムラなく均一に、早く」塗装できる点です。

これは筆やエアブラシなどにはない長所です。今回のようにランナーまるごと塗装する場合以外にも、例えば車のプラモデルやミニ四駆のボディなどを一気に塗りあげたいときにとても重宝します。

クリアーコートにも缶スプレーを使う技術は必修科目となります。筆で基本塗装を行ったものでも、つや消し、光沢などのコート剤は缶スプレーを使用するのが基本です。

また、サーフェイサーをキットを組んだ状態でまとめて吹き付けるときは缶スプレーが便利です。

ただ、弱点としては、オンとオフの2択なので細かい吹き加減の調整はできず、筆やエアブラシのように細かい部分にニュアンスを入れたりといったことは苦手です。

また、色を混ぜて作ることができず、缶スプレーとして発売されているカラーしか使えないといった点があります。

あ、あと大事なことを。

DSCN3776

私の部屋には塗装ブース(排気装置、奥の段ボールの断面みたいなところからミストを吸い込んでくれる)があるのですが、それで換気をしていても机の上を拭いてみるとこんなに汚れが。

これはサーフェイサーを吹いた直後に机を拭いたときの写真です。

缶スプレーを使用するときにはできる限り屋外でやるようにしましょう。

ベランダとか家の前とか、必ず他の人が通らないようなところでスプレーするようにしましょう。

また、スプレーのミストは吸い込むと体に害があります。塗装をする時はマスクをつけるようにしましょう。マスクは風邪とか花粉症用のもので大丈夫ですよ。

 

缶スプレーだけではなくて、筆にも、エアブラシにも、それぞれ得意なことと不得意なことがあるので、それぞれの特徴をよく理解して使いこなしてあげましょう。

お店でこんな風に塗ってみたいとか相談してくれたら、じゃあ何が必要でどう塗ってみたらいいよとかアドバイスできると思うので、ぜひ気軽に相談してみてください。

 

では、次回はグレー、ブルー、レッドのパーツに金属感を持たせるために色々頑張ってみましょう。

 

ではまた。

(Visited 3,170 times, 4 visits today)